12月某日、火葬前式を行いにいきました。
亡くなられた故人の信仰を尊重されて、依頼のご連絡をいただきました。
ご遺族とは事前に連絡を取り合いながら、当日に向けて準備を進めていきました。
しかし、当日は、火葬前式というよりも炉前での式となりました。
限られた時間の中で、最善の式を行うことができるように祈りました。
讃美歌を歌ったりすることはできませんでしたが、炉前においてもメッセージと祈りをしました。
ご遺族にお話を伺うと、東京都の火葬予約は混み合っていて、斎場の移動も行ったほどでした。
斎場は、タイトなタイムスケジュールの中で動いているために、個人のご都合に合わせるのが難しいところがあります。
そのような中でも、この日が守られたことは神様の深い御憐れみであったと感じられます。
火葬待ちの控え室では、ゆっくりとご遺族とお話をすることができたのは貴重な時間になりました。
収骨の際にも立ち合いをさせていただき、一緒に骨壷にお骨を納めさせていただきました。
最後のお別れの時、お見送りの時をご遺族と共に過ごさせていただけたことを感謝いたします。
宗教者の立ち合いを選んでくださって、この度おとむらい牧師隊で行えたことを尊いことだと感じています。
ご遺族からも、感謝のお言葉をいただけたことを今後の活動の力にさせていただいております。
誠にありがとうございました。